寒さが厳しくなってきましたね。
皆様、風邪などひかれてないでしょうか?
最近入庫するクルマで目立つトラブルが、「朝、エンジンを掛けようとしたが、始動出来ない」というもの。
原因は様々ですが、今年、特に目立つのが、ガソリンフィルターの中に溜まった水分が、この寒さで凍りつき、エンジンにガソリンが送られずに始動できなくなる事例です。
毎年、この時期の定番トラブルではありますが、今年は特に目立つようです。
昨今、急激なガソリン価格の高騰で、いつも満タン給油していた人でも、「10リッター」とか、「2,000円分」とか、必要最低限の給油量で済ましてしまう人が増えています。
夏場はそれでも特に影響は出ないですが、冬の寒い時期は、燃料タンクの空きスペースが結露し、その水分が燃料フィルターに送られ、それが寒さで凍結てしまうのです。
普段からしっかり水抜き剤などで対策しておけば、ほとんど防げるトラブルですので、この時期は定期的な水抜き剤でのケアと、給油の際は出来る限り満タン給油を心掛けるのがトラブル回避の秘訣と言えるかも知れません。
また、まだあまり知られていませんが、バッテリーにもいろいろな種類が増え、自分のクルマに合ったバッテリーを使わないと、寿命が極端に短くなったりします。まぁ、このハナシはまた別の機会に.......